
KAZ 総1万7,000字ロングインタビュー 先行エディット版
作詞・作曲への挑戦
――その熱い気持ちが歌詞にも、サウンドにも表れているわけですね。とくにバンドサウンドは、ホント弾きまくり、煽りまくりで、攻撃力がハンパないです。
●かなり弾きまくってますよね(笑顔)。もともと自分が好きなサウンドが、R&Bや、サーフミュージックといった、ゆったりとした、西海岸の心地よいサウンドで、そういう音楽が好きですし、そういう楽曲を作るのも得意ですし、歌うのも好きなんですけど、今回は自分の熱い思いを表現したくて、こういうアップテンポな楽曲にも挑戦しました。
――作詞・作曲はKAZさんですか?
●そうです。それでサウンドプロデュースは、ギタリストで作曲家の上條頌(かみじょう しょう)さんにお願いしました。「こんな楽曲を作りたいんです」とリファレンス(楽曲のイメージを伝える素材)を投げて(送って)、そのまま作曲もお願いしようとも思ったんですけど、(山本)由伸くんの活躍ですよね。「MLB優勝」と「MVP獲得」を彼も挑戦して掴み取ったので、「自分も挑戦しよう」と作詞・作曲を自分で手掛けることにしました。
――「挑戦」というワードもこの「Better Believe It」のサウンドに合っていると思います。めちゃめちゃ挑戦的な演奏です。リズムの躍動感と、キメのフレーズの華やかさ、分厚さ、とガンガン来てますよね。特にベースはグイグイと仕掛けてきてます。
●ベースライン、すごくカッコイイです、ホントに。
――ヤバイ。
●あと、ホーンセクションもすごく豪華で、ブラス系含め楽器隊は全部生で演奏してもらっているので、迫力がスゴイです。
――ホント豪華です! ドラムのフィル(フィルイン。小節の変わり目、展開部などで、スネアやタムタムで特徴的なパターンを叩いて、アクセントをつける)も、けっこうボーカルに絡んでくる、すごくアグレッシブな印象でした。
●そうなんです。
――そういうバンドサウンドに対して、KAZさんのボーカルが、また独特の佇まいというか。
●どんな感じです?
――冒頭でも言いましたけど、KAZさんのボーカルはR&Bが基調でセクシーさやエモさも帯びつつ、もともとの声自体の真っ直ぐさというか、すごく素直でキレイで澄んだ印象があって。それで、この楽器隊の勢い、迫力に対して張り合うということではなく、自分らしさを保ちながら、キレイな響きのまま、このバンドサウンドを上手く手懐けて、グルーヴさせているというか、そんな印象でした。
●へぇ~、ありがとうございます(笑顔)。

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