
KAZ 総1万7,000字ロングインタビュー 先行エディット版
ボーカルレコーディング
――実際、レコーディングで、意識したことなどありますか?
●そうですね。演奏をお願いしているチームが、すごくパワフルでプロフェッショナルな方だったので、そのサウンド感にしっかりマッチするように、意識しつつも、自分の声はソフトな声だなと自覚しているので、だからこそ挑戦でもありました。コーラスとかもレコーディングしながら、積むところを考えながら、「これじゃ足りないな」とか、さらに(メロディ)ライン考えたり、歌声でも派手さだったり、エッジみたいな部分は、表現できたらなとは思いながら録音しました。サウンドも本当に生で演奏しているので、その一体感みたいな感覚は楽しかったです。
――ここで「Better Believe It」の全体像をおおまかに共有したいのですが、まずイントロでは、ミュートのギターアルペジオ(単音で和音の構成音を引く)パターンで、この曲の基本のコードパターンを提示しつつ、リズム隊とホーンセクションが絡みながらAメロにつなげます。触発され決意したことで高鳴る鼓動のようなテンポ感、ファンク基調の16ビートのバンドサウンドをバックに、まず「Aメロ」では、人生観、生き方を歌っています。「自分自身の存在を証明して行く」「線を越えて、夢を掴む」「考え、目標に向かって進む」といった思いを歌っていて〈自問自答の日々 & Chasing the crown〉といった歌詞が象徴的です。続く「Bメロ」ではビートがオフ、浮遊感のあるサウンドをバックに、改めて「自分を信じて、さらに高く進む」意思を掲げ、〈Don’t be afraid, go touch the sky〉と、歌い上げています。続く「前サビ」では〈Better Believe It〉という歌詞が「ベタビリイッービッ♪」とキャッチーなリズムと響きで曲を印象付けます。〈Fakeにまみれた世界 But you better believe it〉という歌詞で、現実のリアルな表情も言いながら「自分自身を信じていこうよ」と背中を押してくれます。続く「後サビ」では、〈Don’t let it hold you back〉という歌詞を「ドレイッホユバッ♪」と印象深い響きで繰り返します。「諦めるな」と自分自身を鼓舞していて、支えてくれているパートです。
●そうですね。いま改めて歌詞を見ましたけど、すごく言葉数が多いですね。これはカラオケで歌うのがめっちゃ難しいと思うんです。日本ではカラオケは今でも根強い人気があると思うので、例えば「後サビ」の〈Don’t let it hold you back〉というパートは、英語ですけど、カタカナ英語的に「ドレイッホユバッ♪」って感じで、実は歌い易いし、言いたくなると思うんです。繰り返しのフレーズも多くて、英語詞メインの歌詞ですけど、全体としては分かりやすいリリックだと思います。聴感もいいですし、そこは狙いでした。
――とは言え、本当にKAZさんがやっているように〈Don’t let it hold you back〉を歌おうとすると、メチャクチ難しいですけど(笑)。この速さで一つ一つ言葉の粒を区切ってグルーヴさせているので。
●確かに(笑)。レコーディングのとき「早っ!」って思いました(笑)。
――音階も微妙な上がり方だし(フレーズの入りから出までの音階の上がり方がとても微妙で繊細)。
●そうなんです! デモの時は、もう少し明るめでライトな感じで歌ってたんですけど、REC(レック=レコーディング)のときは、中途半端というか、上がり切らない音(声)が出て、「あ、これ面白いかも」と思って、こっちのテイクにしました。
――難しいっス。
●あはははは(笑)。そこは雰囲気でやっていただいて。
――ノリで(笑)。
●あと、自分的に「イエーッ」って上がるのは………【次回掲載へ続く※】

※このインタビューの全編(編集なし、オリジナルロングバージョン)は、次号【OUT of MUSIC 号本誌】、もしくはこの【OUT of MUSIC WEB】にて掲載予定です。。Xにて告知していきます。
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KAZ
数原龍友(GENERATIONS)のソロプロジェクト。2024年12月、1st ALBUM「STYLE」リリース。2026年4月15日2nd ALBUM「LIFE GOES ON」リリース











