
KID PHENOMENON 総1万 6,000字 インタビュー 先行エディット版公開!
グルーヴィでメロディアス、洋楽とJ-POPのエッセンス
――この「Mirror」を聴いた印象はいかがでしたか?
岡尾琥珀●今回のシングルは、僕ら全員、候補曲のデモ試聴会から参加しました。この曲が流れた瞬間、全員「これがイイ!」とその場で意見が一致した曲でした。カッコいい、ノリがいいということで、全員「ビビッ!」と来ましたね。
――満場一致だったんですね。
岡尾琥珀●この曲の1990~2000年代の感じが良いし、現在の僕たちが、ありのままの姿で表現すればカッコイイんじゃない? ということになり今回のコンセプトを構築していきました。聴いた直観でインスピレーションが広がっていきましたね。
――トラックにはフルートのような管楽器のサウンドが入っていて、それが時代感と、曲の雰囲気、感情を高めていますよね。
夫松健介●これまでのKID PHENOMENONのサウンド感、イメージとはまた違う新しい表情です。
鈴木瑠偉●新鮮でした。
川口蒼真●曲はメロウな感じで、KID PHENOMENONとしては新しいサウンドでありつつ、逆に音に馴染みを感じる方もいて、幅広く聴いていただける楽曲だなと思いました。歌詞は現代を映し出していて、僕自身も、僕たちの世代も、共感できる歌詞だと感じます。
佐藤峻乃介●より幅広い世代や層の方に馴染んでいただけるサウンドだなと思いました。「Mirror」はクールな洋楽の佇まいもありながらJ-POPのエッセンスも入っていて、みなさんに気に入っていただける曲だなと、すごく思います。こういう楽曲でパフォーマンスできることが楽しみですし、この曲をKID PHENOMENONの曲として表現できることにワクワクしました。
――メロディの起伏、展開の切なさや、繰り返しフレーズなど、R&Bのクールなイメージをベースにしつつ、J-POPらしい感情の揺さぶり方がある曲です。
山本光汰●KID PHENOMENONにはなかったスタイルに挑戦できたなという印象です。
遠藤翼空●僕は「キタコレ」でした。
――ん?
遠藤翼空●「来たーっ、これ!」です(笑顔)。個人的にも好きなテイストの楽曲が来て「やったー!」という気持ちでした。僕が今まで好きで聴いていた楽曲のテイスト、そのものなんですよ! 宇多田ヒカルさんの「Automatic」や、そういった時代の楽曲がすごく好きで、この「Mirror」をKID PHENOMENONで歌えるんだ! と思ったときはすごくうれしかったです。
――R&Bテイストですよね。
遠藤翼空●そうなんです。しかもこの楽曲はシンプルに歌うのではなく、グルーヴが大切で。そこでいかに自分のグルーヴを生かせるかどうかを、この曲に反映しました。
――グルーヴというお話が出たので言いますけど、それがとてもよく表れているのが、Aメロですよね。このAメロでは、葛藤を抱えながら、それを隠し日々を送る、主人公の心模様が歌われています。〈無難な笑顔で返事ごまかして 守ったつもりのプライドが 僕を見てる軽蔑のイメージ〉いう、鋭い歌詞で表現されています。
遠藤翼空●このパートは少し低域の音程でやや感情のニュアンスは抑え目で歌いました。
――そしてとてもグルーヴが効いたボーカルで、レイドバック(基準となるビートに対して少し遅れてリズムを取る)してますよね。
遠藤翼空●はいっ、 そうです!(笑顔)。
――このレイドバック、カッコいいです。
遠藤翼空●ありがとうございます(嬉)。よかったです。気付いていただけて(笑顔)。
――あまりやりすぎても逆に悪目立ちしちゃうので、曲全体に馴染みつつも「あれ? ちょっとニュアンスが違うなぁ」くらいの感覚なのがいいですよね。
遠藤翼空●キドフェノ(KID PHENOMENON)らしさものこしつつ、それこそ成長した、落ち着いたイメージで、新たな印象をお届けしたいという気持ちでした。 ――落ち着いた「大人の告白」的なイメージでした。



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