【特集ハイライト】<DXTEEN><バックカバー特集> 6人組グローバルボーイズグループ DXTEEN バックカバー特集 17ページ 1万字 ロングインタビュー OUT of MUSIC 86掲載

グローバル・ボーイズ・グループDXTEEN。ポップでキャッチー、鮮やかで華やか、キュート&クールな存在感。メロディアス&ダンサブルなトラック、明るく鮮やか&ちょっと切ないボーカル、楽しさと共感あふれるリリック、クール&キュートなラップ、スピードとキレとリピータブルなダンス…あらゆる魅力が一体となって未来を指し示す、1ST ALBUM『Quest』。新曲7曲を含む全11曲収録(※初回限定盤は新曲が8曲、全12曲)。新たな音楽性、表現の幅の広がりとともに、次のステージに突入したことを提示。DXTEENの音楽が新しい世界への扉を開く、そんな意志とパワーと楽しさとワクワクが鳴り響く作品だ。デビューして一年、アルバム『Quest』によってどんな新しい冒険が始まるのか、新曲を中心に、楽曲の魅力、メンバーの想いを語ってもらった。

インタビュー=吉田直樹(OUT of MUSIC) 写真=田島雄一

新しい音楽の扉を開ける1ST ALBUM『Quest』

――DXTEENの1ST ALBUM『Quest』が完成いたしました。デビューして一年、これまでの歩みと、ここから始まる新たな音楽世界の幕開け、拡がりを描き出したアルバムです。DXTEENの音楽とともに次のステージに向かう“仲間”のようなアルバムでもあります。音楽的な幅、DXTEENの魅力や新たなパワーが満ちている一枚となりました。まずはアルバムが完成したいま、みなさんの率直な気持ちはいかがですか? まずはキレキレダンスで魅せるリーダー太一さん。

谷口太一(たにぐちたいち)●アルバム『Quest』は、全11曲のうち、新曲が7曲収録されます(※初回限定盤は全12曲、新曲が8曲)。自分たちの持ち曲が一気に増えて、その分、ジャンルやパフォーマンスの幅がさらに広がるのと、それと同時に今回ワンマンのツアー『START OF THE QUEST』も開催させていただいて、このアルバムの準備期間はかなり気合が入っていました。ツアーに向けて集中して、一つ一つ練習もしながら、アルバム制作もしていましたね。

――続いて、クールなラッパー健さん。

平本健(ひらもとけん)●デビューしてからのシングルが、『Brand New Day』、『First Flight』、『Snowin’』と来て、今回のアルバムリリースとなったわけですが、その流れの締めくくりにふさわしい楽曲がそろっていると思います。僕たちにとって新しい表情の楽曲ばかりで、今回のアルバムで幅が広がりました。ワンマンライブや、多くのイベントでファンのみなさんと一緒に盛り上がっていけるような楽曲がそろっているので、僕たち自身も本当に嬉しいですし、ファンのみなさんにも新しいDXTEENをお見せできると思います。パフォーマンスを楽しんでいただきたいです。

――今、お話にあったとおり、『Quest』には魅力的な新曲が収録されています。例えば、アルバムを象徴するリード曲の「Dance On Open World」は、新しい冒険の始まりを歌った曲で、人生をゲームに例えて、次のレベルを目指して希望とともに飛び出していこう! と、背中を押してくれる曲です。シャッフルビートが特徴的で、一度聴いたら忘れられないメロディ、サウンド、そして高鳴る鼓動のようなドラミングが印象的な楽曲で、DXTEENの魅力が詰め込まれた作品ですよね。では続いて、透明感のあるボーカルで魅せる歩汰さん、アルバムが完成した今の気持ちはいかがですか?

福田歩汰(ふくだあゆた)●アルバム『Quest』には、探し求めていた曲が全部来たな! という印象です。これまでの僕たちの楽曲は、さわやかな曲、笑顔が似合う曲というイメージが強かったと思いますが、一年間でいろいろなアーティストさんと共演させていただくなかで、僕たちの音楽のバリエーションをどう出して、見せたらいいのかなということも考えていたので、今までの雰囲気とは全く違う曲が出来楽曲の幅が広がったし、イベントや自分たちのライブをさらに盛り上げられる楽曲が揃ったアルバムだと思います。

――では次に、ダンス&ボーカルをマルチにこなす、オールラウンダー波留さん。

大久保波留(おおくぼなる)●これまでの3枚のシングルまでの楽曲も含まれていて、DXTEENの一年間の集大成としてこのアルバムを聴いていただけますし、今回収録されている新曲たちにもDXTEENらしさを残しつつ、新しい僕たちが見られるアルバムとなっているので、第二章というか、始まりを感じさせるようなアルバムになっていると思います。

寺尾香信●どうしよう、言おうとしていたこと、全部言われちゃった…(笑)。

全員●あはははは(笑)。

――インタビュー取材“あるある”でして(笑)。最後の方になるほど、先に言われちゃいますよね。同じでも大丈夫ですので、ご自分で感じたことを教えてください。では、包み込むような低音ボイスが魅力の香信さん、お願いします。

寺尾香信(てらおこうしん)●まず楽曲が増えて音楽の幅が広がったということと、そうした曲のひとつひとつのサウンド的にも、たとえば目立つ音が違ったり、音の重ね方など、新しい表情を感じることができると思います。僕たちも一年間活動して、成長して、個人の特徴も自分たちでさらに伸ばしてきました。それぞれの個性が生きることで、さらにグループとしてのパワーが増したと思います。成長を感じられて、作っていて楽しかったです。

――では、最年少、お茶目な笑顔も魅力の田中笑太郎さん。

田中笑太郎(たなかしょうたろう)●まず、アルバムが完成して嬉しい気持ちです。これまでの僕たちの楽曲は、清楚でフレッシュや、かわいらしいというイメージと、テンポ感もミディアムの曲が多かったんですけど、今回のアルバムでいろんな種類の楽曲が一気に集まって、ライブやイベントでさらに盛り上がれる曲もそろって、嬉しいです。たとえば「DREAMLIKE」という曲はすごく盛り上がる曲だと思います。

――アルバム新曲の「DREAMLIKE」は、ライブで盛り上がっている様子がすぐに思い浮かぶ曲ですよね。大きな会場でメンバーがトロッコにのってカラーボールを投げてる様子が思い浮かびました(笑)。

田中笑太郎●はい、まさにそういう曲を求めていたので、ライブで披露していても楽しいですし、その他の曲も含めて、ホントに最高が詰まったアルバムだと思います。

――みなさんがおっしゃったとおり、これまでの集大成でもありながら、新たな楽曲を収録して、新しい景色を見せてくれている、始まりと拡がりを感じるアルバムでもあると思います。

未来に飛び込んでいこう「DRAW+ing」

――そんな『Quest』の収録曲のどんなところが魅力なのか、新曲を中心に詳しく伺いたいのですが、まず「DRAW+ing」について。この曲は「未来」という新しいキャンバスに、自由に大胆に思うがままに、自分を描いていこう、未来に飛び込んでいこうと歌う曲です。イントロのギターリフと、それとシンクロしながら未来へ進んでいく軽快なステップのようなリズム、ラップとメロのコントラスト、次々に変化する音の景色、思わず口にしたくなるキャッチーなフック、遊び心あるリリックとその奥底にあるメッセージと聴きどころがいっぱいの楽曲ですよね。

寺尾香信●やっぱり、イントロのギターのサウンドが印象的で、勝手に夏を感じました。

平本健●「テレレ~レレレ~」(イントロフレーズを歌う)というヤツね。

寺尾香信●アルバムの中では、比較的DXTEENらしい曲かなと思うので、僕たちの良いところは残しつつ新しいサウンドや表情を見せることができる曲ですね。特に、今回の収録曲の中でベースが鳴っている曲なので、ライブで聴いていてもノリやすいですし、いいとこ取りをした楽曲になっていると思います。

――ベースの迫力がすごいですよね。

谷口太一●僕はこの曲は、少し“やんちゃ”なイメージもあります。いままでのDXTEENのイメージは残しつつも、こういった新しい要素が、スパイスとして効いていて、面白いしカッコイイなと思いました。

――ホント、最初のギターのリフの「やんちゃ感」でまず印象付けられますよね。ちょっと“お行儀が悪い感じ”というか。

田中笑太郎●僕は、スタジオで爆音で聴いて、重点音がすごい!と思って。

寺尾香信●良いよね! サビの「ドーン」っていう音が振り付けとマッチしてスゴイ迫力!

――サビ頭に地鳴りのような「ドーン」という音が入っていて、ものすごいインパクトとともにサビが始まります。その振付けはどんな感じなんですか?

谷口太一●ダイナミックに振り切った感じの振付けで、サビのインパクトを手振りでしっかり生かしてと言う感じです。

――音も振り付けも「ドーン」! ですね(笑)。波留さんはどうですか?

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