
ICEx 総1万 2,000字インタビュー 先行エディット版
メンバーバランス、個性を生かしたアプローチ
――旺太郎さんもラップもしくはメロラップパートの担当で、要所要所のインパクト、強さ、濃さ、男らしさの表現を担当しているという印象を受けました。
中村旺太郎●僕の場合、例えば1A(曲の1番のAメロ)後半にある〈向かい風で〉というワード、〈知らんふりだってお粗末なまま My face〉というフレーズは、最初の僕の担当パートですが、曲の流れをうけつつ、〈向かい風で〉というワードは言葉通り「向かい風」の強さ、圧の表現を意識しましたし、〈知らんふりだってお粗末なまま My face〉というパートは絞りだすような声で、クールでダークなトーンのなかでも、感情が出ている、そういうニュアンスを付けて、前後との流れを意識して歌いました。
――さらに主人公の置かれた状況を濃くするパートですよね。
中村旺太郎●そうですね。ちなみにこのメロラップパートが、一番難しかったです。〈知らんふりだってお粗末なまま My face〉の「ま」が三回続く場所が苦労しました。
――「粗末なまま マイ」の「ま ま マ」ですね。ちなみに、担当パート、歌割は決まってたんですか?
中村旺太郎●はい決まっていました。いただいた歌割の中で、自分なりに個性を出して、曲の世界を広げるにはどうしたらいいか、ということを考えて、レコーディングしました。
――声に力を感じました。芯があるというか、いま、お話している声も、太くて男らしい声質ですよね。
中村旺太郎●ありがとうございます(笑顔)。曲によっては、透き通るような透明感のあるパートを担当したり、求められる表現によって、さまざまだと思います。声自体は低いと思います。
――空間を包むような低音ボイス。
中村旺太郎●そういった面をお見せしつつ、ギャップもお見せしたいなと思ってます。
山本龍人●僕も他のメンバーパートとの違いを出せるよう、ギャップをしっかり見せることを意識しました。具体的には、自分のパートはけだるそうなニュアンスで歌うのを意識しました。他のメンバーが、「がなり系」の声だったり、激しい歌い方をしていたので、バランスを取るというか、区別を意識して、みんなのちょっとしたスパイス、アクセントになれるように、自分のパートはあえてガツガツいかないで、けだるさを意識しました。
中村旺太郎●抜いた感じの龍人の歌い方、めちゃくちゃ好きです。
山本龍人●ありがとうございます(照れ笑い&敬語)。


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