
ファントムシータ 総1万 1,000字インタビュー 先行エディット版
「恋愛観」と噛み合わない「現実」に渦巻く感情、どう曲を解釈したのか
――「botばっか」というタイトルが、まずキャッチーで刺さります。恋愛ソングという視点で言うと、「出会う相手が“bot”みたいな人ばかり」と吐き出している、そういう情景が浮かびます。ちなみに「bot」とは、自動的にタスクを処理するプログラムや自動化されたタスクを処理するソフトのことを言いますけど、要するに、みんな自動ソフトの反応みたいに画一的で感情を感じない、それを「botばっか」と言っていると。
全員●(頷く)。
――歌詞も、Aメロの頭から〈一目で射止めてすっかりトリコ〉と情景を描きつつ、〈的確輪郭大層美でしょう〉と、思わず「えっ?」と二度見してしまうような個性的なワードからはじまります。この時点で「どんな内容?」「一体何の歌?」「どんなワードが出てくるの?」という先への興味関心が煽られました。
全員●あははは(笑)。
――「botばっか」は、主人公が抱く「理想の恋愛観」と、噛み合わない「現実」との狭間で渦巻く感情を、独特のワードセンスで描いています。言葉のインパクトの強さも魅力ですが、個性的な言葉ゆえの解釈の幅の広さも感じます。メンバーのみなさんに、この曲の聴きどころ、具体的なお勧め&お気に入りパートを伺いたいのですが、その前に、曲に対する解像度をもう少し上げるべく、「botばっか」という曲をどう解釈したのかについて、具体的に伺いたいのですが…。
もな●これが正解というわけではなく、あくまでも私の捉え方として言うと、全体的に受ける印象としては、まず主人公の女の子は自分のことを可愛いと思っている、ナルシスト、自意識過剰というイメージが浮かびます。自分に自信がある、ということだと思うのですが、私はこの女の子がそういうマインドに至るまでに、すごくいろんなことがあったんだろうなと思っていて。Aメロの頭〈一目で射止めてすっかりトリコ〉という歌詞から分かるのは、この主人公の女の子は、すごく自分に自信がある。そして相手と目があったときに、「あ、惚れたな私に」って、その子には分かるんです。

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