『24karats GOLD GENESIS』制作舞台裏
――『24karats GOLD GENESIS』(Written by sty/All Instruments and Programming by sty/Produced by sty (Digz, Inc. Group)は、EXILE TRIBEの中でもひと際大所帯で個性豊かなTHE RAMPAGEの存在を“混じりけのない本物=純金(24karats)”に重ねた、重厚感のあるロックチューンです。昨年の活動テーマ“原点回帰”を踏まえて、今年ベストアルバムを発表し、ここからさらにドーム公演に向けて加速していくタイミングのみなさんに、ピッタリの楽曲だなと感じました。どういう経緯で制作がスタートしたのでしょうか?
陣●そもそも、僕らが最初に24karatsシリーズに関わらせていただいたのは、8年前のことなんですよね。デビュー目前の2016年に、メンバーが3チームに分かれて47都道府県を回る「武者修行 2016 Get Ready to RAMPAGE」を開催して、5月に代々木公園の野外ステージで「武者修行 2016 Get Ready to RAMPAGE FINAL」を行ったんですけど、その時に初めてEXILEさんの『24karats STAY GOLD』をカバーさせていただいたんです。当時はまだ曲数が少なかったというのもありますけど。応援してくださっているファンのみなさんに、自分達らしいものをLDHの一員としてお届けしたいと思った時に、真っ先に思い浮かんだのが24karatsシリーズで、自分達の意志で「やらせてください」とお願いしました。で、去年のツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2023 “16” NEXT ROUND』でも、再び『24karats STAY GOLD』をカバーさせていただいたんです。
――RAVERS(ファン)の方にとっても思い出の詰まった楽曲でしょうし、各会場で盛り上がったんでしょうね。
陣●そうですね。ただ、その時は僕らだけで選曲したのではなく、「今、THE RAMPAGEが『24karats STAY GOLD』をやったらどういう感じになるんだろう?」というHIROさんの考えもあって、披露させていただきまして。そこからの構想で「今年は2024年の“24 YEAR”だから、ここからさらにLDHが盛り上がっていく画を作るために、今THE RAMPAGEが24karatsシリーズを正式継承したらいいんじゃないか?と、HIROさんのほうからお話をいただきました。
――『24karats GOLD GENESIS』は本シリーズの楽曲を多数手がける音楽プロデューサー・styさんが制作されていて、曲の構成にはこれまでの24karatsシリーズとの繋がりも感じられますが、どのように曲を作り上げていったのでしょうか? 北人さん。
(インタビュー=斉藤碧 写真=Cosufi(コスフィー) アシスタント=木下江美)
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